京論壇2018公式ブログ

京論壇2018の公式ブログです。活動報告やイベントのお知らせを行います。

北京事前渡航報告

本日は「北京事前渡航」の様子についてお伝えします!

 

京論壇は毎年4月に「事前渡航」と題し、北京で本年度の議題やセッション中のスケジュール等について話し合います。

 

特に今年は日中平和友好条約締結から40周年という節目の年にあたり、例年にはない記念事業の実施なども考えています!ご期待ください ( ^ω^ )

 

さて、ここではそんな事前渡航中の一日を切り取ってみたいと思います…!

そこには壮絶なドラマが待っていました。

 

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4月14日土曜日。

 

この日の北京は風が吹き荒れ、柳絮の綿毛がいたるところに舞っています。

 

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ボードと議長は朝8時にホテルのロビーへ集合し、会議場所となる北京大学を目指します。

 

途中で買った朝ごはんの菓子パンをついばむボードの前で、分科会議長の一人、長谷川くんが決定した議題について英語のプレゼンを始めます。

 

長谷川くんの分科会は昨日集中的に議論を行い、すでに議題を決定していたのでした。

 

ボードや他分科会議長から相次いで質問が飛び、議長二人が応答していく中で、徐々に分科会の姿が見えてきます。

 

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(ちなみに議題については次回のブログにて詳しくおしらせします!!!)

 

12時を少し過ぎ、お昼ごはんの回鍋肉が到着。

 

北京らしい、ピリ辛の味。

議題発表を一つ終えて緩みかけていた気分を、改めて引き締めてくれます。

 

13時からは、再びボードと議長を交えた議論。

 

膨らんでいく議題のイメージをまとめていき、まとまりかけたところで違った角度からの意見が出て、また発散していく…

 

面白く、意義が大きく、オリジナリティのある議題は、思いつきで浮かんでくるものではありません。

 

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17時半、もう一つの分科会が議題とストラクチャーについて発表を終えたところで、食堂に移動して夕食をとります。

 

ここから筆者(副代表浦野)に視点が移るのですが、

僕が担当する分科会は控えめに言っても議論が紛糾し、この時点で議論のストラクチャーはおろか、議題すら目星がつかない状況でした。

 

絶望の中ぱくつく韓国風火鍋

 

山椒と唐辛子の辛味に、ピリリと急かされているような気になります。(辛いものばっかりですね)

 

発表を終えた二つの分科会が顔を上気させて帰っていく中、僕たちは議題を決定するため、大学の別室に移動して会議を続けます。

 

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中国語にも「残業」って言葉あるの?などと軽口を叩きながら、地下の会議室にたどり着いたのが20時を過ぎたころ。

 

議長やボードメンバーが最近どんな話題に興味を持っているのか?

 

その興味はどんなところに問題を投げかけているのか?その疑問はどういうところが新しいのか?

 

それらをまとめると、私たちの分科会はどう名付けられるのか?

 

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そんなことを堂々めぐりしつつ考えていくうち、どうにか結論らしいものが出てきました。

 

出てきたいくつかの議題候補については、翌日の発表で他メンバーの意見を聞いて決めることにし、今日は解散。

 

ホテルに着いたのは23時半ごろでした。

 

部屋に着いたとたんにボードメンバーでのインナーミーティングが始まります。

代表橘高のリーダーシップのもと、諸々の意思決定が次々と下されていきます。

 

ミーティング後はシャワーを浴び、清潔なベッドで午前2時に就寝。

 

北京の一日は長くてタフな一日でした。が、その中で自分の持てる力を出して京論壇と分科会に貢献し、どうにか成果をまとめたという充実感が、睡眠の質を高めてくれます。

 

翌日は教室に到着してすぐにプレゼン。

 

ここまでやったから大丈夫!と自分に言い聞かせて、7:30にアラームをセットして明かりを消したのでした。

 

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事前渡航のリアルな一日を綴ってみました。

「議論」という一つのアクティビティに対して、そのプロセスを楽しむ人、出来上がった成果に対して喜びを覚える人、その両方を感じることができる人、様々な人がいます。

 

北京大生を含め、議長とボードメンバーがここまで頑張ることができたのも、その過程なり結果なりが「楽しい」ことが理由の一つになっていることは間違いありません。

 

このダイナミズムとエネルギーを、皆さんも感じてみてはいかがでしょうか。

(本番のセッションでは、今回のボードほどの忙しさにはならないとは思いますが…笑) 

 

次回は議題を紹介します。ご応募をお待ちしています!

過去参加者の声②:「頭がはち切れるまで思考を重ねる」こと

こんにちは!副代表の浦野です。

 

いよいよ北京での議題決定会議が週末に迫り、大忙しの運営陣です。

 

北京大生たちと3日間話し合い、みなさんに応募してもらえるような議題を決めていきたいと思います!

 

さて、本日は「参加者の声」2回目として、昨年度ジェンダー分科会に参加してくれた大島くんに書いてもらいました!

 

頭脳明晰な彼らしく、いろいろと深い洞察が盛り込まれています…!ご期待ください!

 

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様々なサークル・団体が新歓活動を行うこの4月、慣れない人にはあまりに多すぎて全然区別がつかないかもしれません。

 

今日は、僕自身が他団体の活動に参加したり、他団体の友人から話を聞く中で、京論壇の魅力であり強みであると思うところを3点ご紹介したいと思います。

 

まず1つ目は、圧倒的に充実した議論です。100時間以上英語で議論を重ねます。

 

メンバーは選考通過後、分科会毎に分かれ週1回のペースで集まり、事前勉強を重ねて行きます。

 

僕の所属していたジェンダー分科会では、毎週ジェンダーにまつわる本や、論文を読み、議論のフレームワークを考えて行きました。外交官、新聞記者、副市長など各界で活躍しておられる先輩方の助言も受けつつ、実際の本番を迎えました。

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京論壇のセッションでは、北京で1週間、東京で1週間、合計100時間以上英語で議論をします。朝から晩まで、夕飯後も議論をしますが、非常に刺激的で充実した日々でした。(僕の聞く限り、ここまで議論に時間を掛ける団体は他にないです。)

 

ジェンダー分科会の議論では、トータルの議論時間がかなり長い分、教育の問題、キャリアにまつわる問題、家族のあり方にまつわる問題を一つ一つかなり時間を掛けて扱うことができました。表層的な事象の共有だけに留まらず、その背後にある原因や価値観まで探ることが出来たのは大きな収穫だったと感じています。

 

 

2点目は、優秀で刺激的なメンバーです。

 

他の多くの団体が駒場に在籍する1,2年生中心であるのに対して、京論壇は上級生の割合がかなり高いです。他団体で経験を積んだ先輩方も非常に多く、個々の専門分野に由来する意見も非常に勉強になりました。もちろん、議論の相手である北京大生も中国の熾烈な競争を勝ち抜いてきたトップ層であり、非常に優秀です。

 

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2年生として参加した僕にとっては、頼もしい先輩方に刺激を貰いながら負けじと頑張るとても良い機会になったので、下級生の皆さんも勇気をもってチャレンジをしてみることをお勧めします。既に他の国際交流系の団体を経験してきた上級生にとっても、質の高い議論が担保された満足のいく活動であるはずです。

 

 

3点目は、北京大と東大による1対1の議論であるということです。

 

中国というのは面白い国で、日中は空間的に非常に近いものの、異なった時間的変遷を経て、異なった価値観、社会規範、文化が形成されてきました。一方で実際に中国人と腰を据えてじっくり話したことがある人は少なく、日本においては過度な一般化やステレオタイプに基づいて語られることが多いように思えます。

 

京論壇は、北京大生と直接議論を重ねることで彼らのあり方をより正確に捉える場であると共に、自己の価値観を相対化し、如何に恣意的な基盤によって自己の価値観が形成されてきたかを認識する大事な場となります。

 

また、2つの大学の1対1での議論であるというのも大きな魅力です。数多くの大学が参加する団体では多様性がある一方、それぞれの事情の共有だけで時間が尽きてしまい、議論が広く浅いものになってしまいがちです。京論壇では2大学の学生の価値観や2国間の事象を時間を掛けて掘り下げて、より深い議論をすることができます。

 

例えば、ジェンダー分科会では、日中間で対照的な女性の就業について、データや状況の共有だけに留まらず、どこからその差が生まれたのかについて、社会的側面、歴史的側面、制度的側面など様々な切り口から分析を重ねて行きました。

 

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事象レベルの知識を獲得の多くは、日本にいて本を読んだりデータを見ることで可能でしょう。密度の濃い時間を掛けた議論で頭がはち切れるまで思考を重ね、北京大生の価値観と自己の価値観を掘り下げていく作業こそが京論壇のみで体感できる貴重な体験です。

 

これを読んで京論壇に少しでも興味を持って下さる方がいたならば幸いです。

もし応募を迷っている人がいるならば、一歩を踏み出してみることをお勧めします。

 

工学部システム創成学科 3年 大島航

 

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頭がはち切れるまで思考を重ねたい方、ご応募をお待ちしています!笑

 

次回は北京での事前会議の様子をお伝えしたいと思います。

 

この会議が終わって数日内に、応募の受付を開始する予定です。お楽しみに!

過去参加者の声:国際交流系のサークルを探しているあなたへ

こんにちは!

 

いよいよ4月を迎え、皆さんも忙しい毎日を送られているのではないでしょうか。

 

今回は京論壇への参加を考えている皆さんへ向けて、

昨年度グローバリズム分科会議長・ユンミレさんに京論壇の魅力を語ってもらいました!

 

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どうも〜

京論壇2017に参加した、教養学部5年のゆんみれです。

 

東大において、国際交流系のサークルの数は増え続けています。

 

そのなかで、なぜ京論壇が選ばれ続けているのか

そしてなぜあなたが、京論壇に入るべきなのか?

 

私は去年グローバリズム分科会のリーダーとして、

北京大学の優秀な学生たちと議論を交わしてきました。

 

今回はそんな私から、京論壇ならではの魅力をお伝えしたいと思います。

 

中国の優秀な学生と本音で議論できる

 

私自身、新入生の頃は他の国際交流系のサークルに入っていました。

 

その時、はじめて中華圏の学生に出会ったのですが、

中国の学生たちが母国の将来について自分の考えを真剣に述べる姿や、日本人・韓国人とは全く異なる彼らの価値観がとても印象に残りました。

 

それでもセッションが終わると、

「もっと中国の子たちと深く話してみたかったな〜」

という、もやもやとした思いも残っていました。

 

そんなとき、京論壇では北京大の学生たちとより深い議論ができると先輩にオススメされ、入ることを決めました。

 

実際京論壇に入ってみると、 めちゃくちゃ深く、たくさん議論できました。

 

とくに、京論壇の文化として「相手に気を遣わず議論できる」点がとても肌に合っていました。

 

中国政府に対する北京大生の立場や、日中における愛国教育の実態。日本のメディアでは見落とされがちなセンシティブなトピックについて腹を割って話すことができました。

 

(別に中国じゃなくてもいいじゃん?中国の学生と議論して何がわかるの?という人にオススメな記事がこちら「国際関係に阻まれて」)

 

先輩の面倒見の良さ

京論壇に参加するメンバーは、3、4年生が比較的多くなっています。

 

「3、4年生が多いのに、新入生の私が入ってもいいの?不安!」

 

私のグローバリズム分科会にも一人2年生の子がいましたが、

彼女は私なんかよりも優秀でした笑。

 

そんな彼女によると、

「先輩たちみんな優しいし、一緒に議論してめっちゃ成長した」らしいです。

(泣いた)

 

進路、就活、議論の仕方、大学生活、恋愛…

 

1、2年生のみなさんは、いろんな学部の先輩からアドバイスをもらうことができると思います!!

 

つまり京論壇は、1、2年生こそチヤホヤしてもらえて、かつ成長できるサークルです。

 

はじめての英語の議論は非ネイティブ同士で

 

「大学では本気出して英語上達したい!」という人には、

英語を勉強することより、英語で議論することをオススメします。

 

日本語ネイティブの私たちは、日本語で物事を考え、日本語で人と話しますよね?

わざわざ日本語の勉強はしないですよね?

 

英語も同じです。

今まで学んできた英語を使って、人と議論することこそが上達への近道です。

 

でも、いきなりネイティブスピーカーと英語で議論するのは辛い。

 

北京大生の学生は、母語が英語ではないため、英語の議論にはちょうどいい練習相手になります。しかも、最悪自分の英語が通じなかったときは、漢字でなんとか伝わります。非ネイティブ同士であることからくる安心感はかなり大きい。

 

京論壇では、英語ができない人は議論できないのではく、

できない人にこそもっとも伸びしろがある、成長のためのサークルです。

 

 

いかがでしたか?

 

たくさんのサークルの中で、どのサークルに入るか決めることは大変だと思いますが、この記事が役に立てば幸いです。

 

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私(副代表)は昨年度グローバリズム分科会で一緒にセッションを過ごしたのですが、

ユンさんのリーダーシップと語学力、ムードメーカーぶりには驚かされるばかりでした。

 

ですから、今回語っていただいたようなことも間違いないのだと思います(笑)

 

新歓情報は先日こちらの記事にしてお知らせした通りです。ぜひお越しください!

jingforum2018.hatenablog.com

活動報告・新歓の予定

皆さんこんにちは!

今年の4月から2年生になります、京論壇副代表の鎌倉萌江(かまくら・もえ)です。

 

すっかり春らしく暖かい季節となりましたね。

現在筆者は日本橋の某カフェでブログ原稿を認めているところなのですが、ここのカフェでは窓から、壮麗に咲き誇る桜を愉しむことができます。

 

昨年の今頃、私は東京大学での学生生活に期待と不安を抱えながら桜を見ておりました。

そのころから丁度1年程が過ぎ、現在は京論壇の副代表として、新歓活動に精を出す毎日です。

時の経過の早さに驚き、また同時に大変な感慨深さを感じます。

 

 

さて、最近の京論壇はというと、新歓活動やセッションの議題決定等々着実に歩を進めているところです。


私は新歓活動を主に担当しておりまして、今年の新歓ビラをデザインしました。

写真は、今年の新歓ビラ、オモテ面です

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ビラにも記載しましたが、今年は日中平和友好条約から40年です。

40年というと、ある種のターニングポイントとも似た響きがします。

外務省も、日中平和友好条約締結40周年を踏まえ、本年を日中交流に関する重要局面の一つとして位置づけています。

京論壇でも、過去と未来を両睨みできるような議題を模索しているところです。

 

 

そんな京論壇2018は、今後幾つかの新歓イベントに参加いたします。

予定している新歓イベントは、以下の通りとなっております。

 

①【3/31(土), 4/1(日)】:サークルオリエンテーション駒場

②【4/8(日)】:春の日中新歓フェア@駒場COMCEE East K113教室

③【4/16(月), 17(火)】:国際系団体合同新歓@駒場5号館

④【4/23(月)-27(金)】:国際総合力ウィーク

 

上記に参加いただけない場合でも、個別に質問対応等致します。何か疑問点等ございましたら、jingforum2018@gmail.com、その他京論壇公式SNS(現在公式Facebook, Twitterを運営しております)まで直接ご連絡ください。

京論壇2018メンバーが、直接ご対応します!

 

 

さて最後に今後の活動についてです。

4月中旬には、東京大学側メンバーが北京に渡航し、京論壇2018の分科会テーマを最終決定します。

こちらは本年度の両国議長、ボードメンバーが初めて顔を合わせる機会でもあります。

実り多い渡航となるよう、只今鋭意準備中です!

 

 

3月ももうすぐ終わりを迎え、本年度の京論壇の形がおぼろげながら見えてきました。

桜蕾の膨らみと共に、今年度の京論壇への期待も膨らませつつ、京論壇メンバー一同今後の活動に精進してまいります!

 

 

副代表 前期教養学部文科一類2年(30年度)鎌倉萌江

議長紹介③

こんにちは!副代表の浦野です。

 

今日はとうとう議長紹介のラストです!

  

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ラストを飾るのは、今年度から京論壇に参加してくれたこの方!

 

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国際会議や留学の経験もあり、非常に優秀な教養学部の新4年生です。

  

そんな彼女の趣味は、ダンスや手芸、読書に映画観賞と多岐にわたります。

 

好きな作家には海堂尊ダン・ブラウンを、好きな映画には"Beauty and the Beast"をあげてくれました。

 

ミュージカルも外しません。

 

「好きなのは"Cats"と"The Phantom of the Opera"、でも観てみたいのは"Wicked"かも」。

 

"The Phantom of the Opera"。去年、僕もニューヨーク・ブロードウェイで観てきました。完全な余談です(笑)。

 

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京論壇に入った理由を聞いてみましょう!

 

大学入学当初から日中関係には関心があり、政治・経済体制が異なることを背景にした価値観や考え方の違いを、議論を通して感じてみたいと思いました。 

 

インテンシブな議論と、2週間にわたる共同生活、発表に向けたコワークは、東大生と北京大生の異なった価値観や考え方を必ずやあぶり出してくれるはずです!

 

それでは最後に、参加者のみなさんへ向けたメッセージをお願いします!

 

議長という立場で議論を上手くリードしていけるのか不安もありますが、これからの半年を有意義に過ごしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します! 

 

ヘレン・ケラーの"I am only one, but I am still one. I cannot do everything, but still, I can do something. And because I cannot do everything, I will not refuse to do the something that I can do."という名言を、好きな言葉にあげてくれた彼女。

 

その使命感と、議長としての素晴らしい能力に期待しています!

 

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以上、3回にわたり新議長の面々を紹介させてもらいました。

 

近日中に、予定されている新歓イベントについてお知らせしようと思います。

 

お楽しみに!( ^ω^ )

議長紹介②

こんにちは!

 

2018年度副代表の浦野です。

 

今日は前回の長谷川くんに続き、新議長ソンジヒ(宋知姫)さんについての紹介です!

 

長谷川くん同様、昨年度は分科会メンバーとして参加していたソンさん。

 

今年度の京論壇にはいったいどのような思いで参加されたのでしょうか?

 

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教養学部新3年生のソンジヒ(宋知姫)さん。

 

昨年度は長谷川くんとともに「エリート主義分科会」に所属し、広い視野と抜群の英語力・プレゼン力で分科会に大きく貢献してくれました。

 

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趣味は旅行・カフェ巡り・映画など多彩なソンさん。

 

旅行先のなかでも心に残っているのは、マレーシア・コタキナバル

美しいリゾート地ですね。

 

https://www.ab-road.net/CSP/img/INF/CITY/I/BKI/M01007_x.jpg

*1

 

また読書も趣味で、ジェーン・オースティンを好きな作家としてあげてくれました。

 

京論壇に参加してくれた理由を聞いてみましょう!

 

前期課程の2年間、日中韓の学生らと1週間程度の議論を行う他のサークルで活動しましたが、時には議論が短くより深い話をできないと感じました。そのため、去年は、北京で1週間、また東京で1週間議論を行う京論壇で自分の興味のあるトピックを深く話し合いたいという思いで参加しました。議長である今回は、より熱心に京論壇の活動に励み、スムーズな議論を進めさせることを目指しています。

 

100時間を超える濃密な議論は、京論壇の大きな魅力ですね!

 

東京セッションの最後で行われる報告会では、その充実した内容に毎回大きな反響があります( ^ω^ )

 

思わず宣伝のようなことをしてしまいましたが、最後にソンさんから皆さんへのメッセージをお聞きください!

 

去年参加した京論壇は、私に東アジアを眺める新たな視線を与えてくれた貴重な機会になりました。中国について知る、本当の中国を中国のトップ大生から聞くと同時に、日本について一緒に考え、話し合ってみませんか?日中両国に関する深い議論、中国のトップ大生と友達になる機会、それに加え日本について考え直す機会まで、これらのすべてを得られるのは京論壇のみだと考えます。皆さんと一緒に日中両国について話し合うのを待っています!

 

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なお、ソンさんと長谷川くんが参加していた「エリート主義分科会」の報告の一部は以下からご覧いただけます!(昨年度京論壇ブログ)

jingforum2017.hatenadiary.jp

 

ブログに加えて、京論壇は紙媒体での最終報告書も発行しています。

 

ご興味のある方はFacebookページ(京論壇(Jing Forum) - ホーム | Facebook)などからご連絡ください!

*1:エイビーロード(2016, September). コタキナバル(マレーシア)旅行・観光の見どころ・観光情報. Retrieved March 22, 2018 from  https://www.ab-road.net/beach/asia/kota_kinabalu/ 

議長紹介①

こんにちは!

 

最近は暖かい日と涼しい日が入り混じり、まさに新しい季節が来つつある感じがします。

 

われわれ京論壇も2018年度のセッションへ向け、着々と準備が進んでいます。

 

そこで今回からは、今年度の各分科会を引っ張っていく議長3人を紹介していきたいと思います!

 

京論壇への参加を考えているみなさんは、彼らと一緒に分科会を形作っていくことになるかもしれません。ご注目ください!

 

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一人目は、文科一類1年(新2年)の長谷川郁(はせがわたかし)くんです!

 

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長谷川くんは昨年度、1年生ながら京論壇に参加し、獅子奮迅の活躍を見せていました。

 

2年目となる今年は、議長として分科会を引っ張ってくれます!

 

長谷川くんの趣味は、読書、ご飯を食べること、そして天体観測だそうです。

 

なかでも好きな星は「カノープス」。

 

日本では高度が低く、多くの地域で観測がむずかしい星の一つだそうです。

 

f:id:jingforum2018:20180325170536p:plain*1

 

そんなロマンティックな一面もある長谷川くん。どうして京論壇に入ったんでしょう?

もともと太平洋戦争の戦史に興味があったことから安全保障や現在の日中関係について関心があり、大学に入ってから中国と関わりのあることを始めようと思っていました。どのサークルに入ろうか迷っているときに、少人数で長い時間をかけてレベルの高い議論を行う京論壇に惹かれ、入ることを決めました。

昨年度の京論壇のセッションでも、トピックへの深い関心と高いディスカッションスキルは年上のメンバーたちの度肝を抜きました。

 

古代エジプトうんちく図鑑」を愛読し、好きな言葉は「巨人の肩の上に立つ」だと語る長谷川くん。

 

知識への謙虚さと貪欲さに頭が下がります・・・!

 

それでは最後に、京論壇へ挑戦しようとしている方へのメッセージをお願いします!

 

「話せばわかる」という犬養毅の有名な言葉がありますが、昨年京論壇に参加して痛感したのは「ただ話すだけじゃわからない」ことでした。東大側も北京大側もお互いに言いたいこともあれば言いたくないこともあり、うまく言葉に表せなかったり議論の方向性を見失って何を目指しているのか分からなくなったりすることも多々ありました。話すことそのものの難しさと、さらに国境を越えて話すことの難しさに正面から向き合うことができるのは京論壇のいいところです。一緒に話して、話して、さらに話すことを楽しみにしています! 

 

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4月から参加者の募集も開始します!(詳細はのちほどお知らせします)

 

少しでも京論壇の議論に興味をもってくれた方、ご応募をお待ちしています!( ^ω^ )

*1:Astronomy Trek(2015, April 19). Star Facts: Canopus. Retrieved March 20, 2018 from https://www.astronomytrek.com/the-night-skys-2nd-brightest-star-canopus/