京論壇2018公式ブログ

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分科会紹介② 「サイバースペースへの統制」分科会

こんにちは!

サイバースペースへの統制分科会議長の宋知姫(ソン・ジヒ)です。

教養学部の相関社会科学専攻で、アジアの政治と開発に興味を持っています。大学に入学してからは、東アジアの多様な政治と社会の形に関心を持ち始め、それに関する授業やサークル活動を行ってきました。より真剣に中国の学生さんと議論に携わりたいという思いで、去年京論壇のエリート主義分科会に参加し、ただ日中の事情を詳しく知るだけでなく、多様な経歴の参加者らが一つの結論に辿りつくというところで魅力を感じたため、今年も参加させていただくことになりました。

 

サイバースペースと統制という大変興味深い二つのトピックを扱うこの分科会には、5人のメンバーが集まって議論をします。メンバーの確定後には毎週金曜の放課後に集まり、勉強会を行いながら、統制そのものやサイバースペースの特殊性などについての議論を行っています。

今回は、多彩な経験を持つサイバースペースの5人のメンバーをご紹介いたしたいと思います。

 

邵鴻成(経済学部4年)は、パリと中国で留学した経験を活かし、分科会に新たな視点の提供者として活躍しています。また、この分科会の中で誰よりも中国に詳しいため、勉強会の中で生じる中国への疑問の解決者でもあり、分科会で欠かせない視点と知識の提供者であります。その他にも、議論に大変熱心であり、この分科会で大変重要な役割を果たしています。

 

岡部晴人教養学部3年)は、分科会を引っ張るリーダーシップをもったメンバーです。決断力があるため、曖昧な私の代わり(笑)、この分科会の構成を立てるのに大活躍してくれました。勉強会でわからないことがあったときは、誰よりも積極的に質問し、みんなの疑問を解決してくれる役割も果たしてくれています。また、討論または議論をした経験が豊富であるため、議論全体に活力を与えてくれています。

 

三浦駿人(法学部3年)は、北京とアメリカで今学期留学しているインターナショナルなメンバーです。北京大でこの一年留学してくれているため、北京と東京セッションで日中の間でバランスの取れた視点を提供してくれることを期待しています。

 

笠川裕貴(教養学部2年)は、多様な観点を提供してくると共に、分科会に様々な知識を与えてくれる貴重な存在です。構成を立てる際や、議論の焦点を絞る時、様々な視点からの考えを述べると同時に、鋭い指摘をしてくれる人材です。真剣で真面目に議論に取り組む彼の姿勢は、分科会のみんなに大きな刺激になっています。

 

最後に、この分科会の誇りは、背景も、関心も、考えも異なるメンバーみんなが集まり、お互いの話を聞きながらそれを受け入れるという「違うものに対する寛容の姿勢」を持っているというところです。

 

このような素晴らしい5人のメンバーで9月の北京、そして10月の東京の本番に向け、蒸し暑いこの夏もしっかり準備し、本番では充実な議論と同時に北京大学側のメンバーと交流することを楽しみにしています。