新歓総括
蒸し暑い日が続いておりますが、皆さまお元気でしょうか?
京論壇2018副代表の鎌倉萌江です!
はやいもので、2018年も7月となりました。
2018年も半分が終わったと考えると…月日の流れには、目まぐるしささえ感じてしまいます。
前回私がブログを執筆したのが3月末なので…それから3か月以上経っていることになりますね!
矢のように過ぎ去る時間の中で見逃してしまう日々の気づきを、意識的に捉え直したい…と思う今日この頃です。
さて、うだるような暑さが続く毎日ですが、京論壇2018はセッションに向け、暑さに負けじと精力的に活動しております!
5月中旬には分科会メンバーの選考面接が行われ…、厳しい選考を勝ち進んだ候補者たちが、5月末に分科会メンバーとして本採用されました。
本年の募集は例年に比べ高倍率となり、日本語・英語2か国語での面接を勝ち抜いたメンバーたちは、皆先鋭揃いです!
彼らが自らの問題意識とその知力・語学力をいかし、本年の京論壇を盛り上げてくれることでしょう!
写真は、“本年度メンバー顔合わせ合宿”からの一枚です。
ただ、応募者が多いということは、“多くの優秀な候補者から、一定数を選抜せねばならない”というジレンマをも生み出します。
勿論このジレンマは嬉しい悲鳴でもあります。国際交流の学生団体は東京大学だけでも何十団体と存在している訳ですから、その中である程度の人気・知名度を保てている、ということは、京論壇としても喜ばしい事実です。
ただ、このジレンマは、議長・ボード陣にとっては大変厄介な代物でした。優秀な学生たちをどういった基準で評価するのか…、議長・ボード陣で開催された選考議論は中々まとまらず、夕方から始まった議論は、夜まで何時間も行われました。
そんな中で、私たち京論壇が最終的に重視した基準は、“自分の言いたいことを、相手に伝えられるか”、というごく単純で、そしてかつ議論においては最も根幹となる部分でした。この評価基準は、京論壇の存在意義とも深く関わってくる部分になります。
というのも、京論壇の存在意義は“学生たちが本気で議論し、日中間の相互理解と信頼醸成を目指す”、という部分にあると、私は考えています。そして協賛企業様に支えられつつ、京論壇では参加皆が率直に意見を交換できる場が、保障されています。
このまたとない最高の機会を存分に活用し、力を発揮してくれる人材、その人材こそ“自分の言いたいことを、相手に伝えられる”学生たちであると思います。
勿論意見を伝える際に、京論壇のディスカッションでは、一定程度の英語力も求めれられることになります。しかしながら、これまでの学生生活ないし人生の中で得た日中関係・国際関係に関する問題意識を前提に、“相手に自分の意見を伝える”ことができなければ、議論は表面をなぞるだけの、平凡なものに成り下がってしまいます。
写真は、面接前に準備する議長・ボード陣の様子です。(面接は候補者対議長・ボードで行われたため、候補者の皆さんは緊張したことと思います…!)
冒頭で、私が前回のブログを担当してから丁度3か月程であると述べましたが…実は、本日から丁度3か月後(!)に東京セッションでのディスカッションが始まります。
自らの意思で京論壇を選び、そして選ばれた本年度の学生たちは、皆自ら問題意識をもち、そしてそれを言葉にして伝え、積極的に議論に挑戦してくれることと思います。
私も副代表として、京論壇での活動を実りあるものにすべく、ここで新たに気持ちを引き締め、まずは来る北京セッションに向け、着実に歩を進めて参りたいと思います!
次回からは分科会メンバーの紹介が始まります!お楽しみに!
文責:文科1類2年副代表 鎌倉萌江